トロンハイムロックスフェスティバル
Def Leppard,、KISS、Iggy Popがヘッドライナーを務めるトロンハイムロックスフェスティバルは大成功を収め、昨年の2日間の開催から今年はさらに1日が追加されました。
Alcons Audioのプロリボンシステムは、アリーナ外の音量を近隣の住宅の迷惑にならない様に低く保ちながら、19000人のロックファンが望む音量と明瞭さを与えるという困難な仕事に再び成功しました。
ノルウェーのダール醸造所の敷地内で開催された昨年の成功の大部分は、メインステージとセカンドステージの両方で使用されたアルコンシステムのおかげでした。
今年、イベントのサウンドシステムは再びTrondheim Lyd社から供給されました。大型ラインアレイモジュールのLR28のパワーとカバレッジにより、109mのオーディエンスアリーナをカバーするためにディレイシステムは必要ありませんでした。
「昨年のLR28システムでの大きな成功の後、私たちとフェスティバル運営のトロンハイムステージは再び同じ高水準を要求しました。 今年の両方のステージでLR28を使用する判断は明確でした」
Trondheim Lyd 音響技術担当 Arnstein Fossvik氏
サウンドシステム
システムが実際に非常に効率的であることが証明されたため、今回わずかに小さくなったメインステージには、片側にLR28を18台をフライングし、超高出力カーディオイドサブウーファーBC543を32台、40台のコンパクト中型ラインアレイモジュールLR18(インフィル、アウトフィル、サイドフィル用)を導入しました。
またフロントフィルには6台のマルチスピーカーVR12が使用され、システムは44台のパワーアンプスピーカーコントローラー Sentinel10によって制御されます。
セカンドステージは、片側10台のLR28と、16台のBC543サブを配置し、17台のSentinel10で駆動しました。
Alconsのプロリボンドライバーが生み出す並外れた音質に加え、指向性と完全に自然な円筒状の波面は、強風による様々な問題をクリアし、サウンドを非常に正確に狙った場所に届けることが出来ました。
「昨年のLR28システムでの大きな成功の後、私たちとフェスティバル責任者のトロンハイムステージは再び同じ高水準を要求しました。 今年の両方のステージでLR28を使用する判断は明確でした」と、Trondheim Lyd 音響技術担当のArnstein Fossvik氏は言います。
「LR28は、シミュレーション、リギング、最適化を最速で行うことが可能なシステムです。 並外れた音質、カバレッジの一貫性、高出力と相まって、屋外ロックフェスティバルに最適です。 また、ALControlソフトウェアにより、すべてのレベルの制御と監視だけでなく、セットアップと最適化も容易になります。」
最寄りの家がアリーナからわずか20m先にあるため、トロンハイムロックスの騒音規制は厳しいです。 しかし、Alconsのプロリボンシステムを導入したTrondheim Lydチームが規制を順守することに何の問題もなく、観客の楽しさを損なうことはありませんでした。
「昨年と同様に舞台裏を静かにすることができ、人々は両方のステージでバンドを楽しみながら話すことができましたが、高音質と明瞭さを維持しました」
「昨年のように、音に関して聴衆とマスコミの両方から多くの良いフィードバックがあり、近隣住民からの苦情はまったくありませんでした。」
トロンハイムロックスフェスティバルプロデューサーEspen Hammer氏
Alconsサウンドシステムの汎用性
トロンハイムロックスは、今年のAlcons導入事例の中のハイライトの1つです。 フェスティバルの1週間前、LR28システムはスティングが使用し、惜しみない称賛が送られました。
またAlconsシステムを導入した他のライブイベントは、アムステルダムのthe Milkshake festival 、ポーランドのOff festival等、またアラン・パーソンズやブライアン・フェリー、A-Ha、ターボネグロ、ルーク・エリオット、アンダーワールド、バイオリニストのナイジェル・ケネディ等のアーティストのコンサートツアーでも使用されています。
様々なアーティストに使用されていることが、Alconsのプロリボンサウンドシステムの汎用性を証明しています。