中~大規模向けハイパフォーマンスラインアレイシステム
LR28は最高の音質と非常に高いSPL、高い遠達性を併せ持った、3wayのラージサイズラインアレイシステムです。Alcons Pro-ribbonテクノロジーを採用した中高域セクションは、歪みを最大90%低減した超フラットインパルスレスポンスを実現しています。これにより、LR28は完全な明瞭度とバランスを備えたリニアレスポンスを提供します。LR28は80°の水平指向性を持ったLR28/80と、110°の水平指向性を持ったLR28/110の2モデルがあります。
構造の特長
特許取得済みのRBN1402rsr 14インチPro-ribbon トランスデューサーとシンメトリカルなコンポーネント構成により、自然な円筒波面と歪みの無い水平及び垂直指向性を実現しています。
水平指向性(LR28/80は80°、LR28/110は110°)は最高域まで維持されています。またLR28/80の水平指向性は、190Hzまで制御されています。
筐体の特長
非常に優れたリギングシステムにより、キャビネットを持ち上げることなく角度を変更でき、最小限の操作で24本ものキャビネットを安全に且つ高速でセットアップできます。
アレイ構成は、Alcons Ribbon Calculator(ARC) 3Dシミュレーションプログラムにてシミュレートできます。またSignal Integrity Sensing™=SIS ™によりケーブルの長さとパワーアンプのインピーダンスに関係なく、1:1の歪みの無い自然な音の再生が可能になりました。
低域増幅用モジュール LB28
LB28はLR28と組み合わせる、低域増幅用のモジュールです。LB28を追加することにより、中低域の遠達距離を延ばすことが可能です。LB28は中央にベントを備えた2本のロングエクスカーション14インチウーファーで構成されており、デュアルスパイダーサスペンションと強制空冷機構により高い放熱性を実現、サイズ以上の出力を実現しました。
パワーアンプALC-Series Sentinelとの互換性
完全なシステムパフォーマンスを発揮する為には、ALC Sentinelパワーアンプで駆動することをお勧めします。
ALC Sentinelパワーアンプに内蔵されているプリセットにより、全てのAlcons Audioトップボックスとのゲイン、位相、クロスオーバーのマッチングを提供します。
特長
- Hi-Fiサウンドのクオリティーをコンサートの音圧レベルで再現
- 歪みを抑え、ダイナミックヘッドルームを最大限に確保
- 並外れた分解能力と遠達性をもつ14インチPro-ribbon HFセクション
- 歪みを抑え、ダイナミックヘッドルームを最大限に確保
- 非常に高いダンピングと歪み低減するSignal Integrity Sensing™=SIS ™
- 完全に対称な水平及び垂直方向での指向性制御を実現
仕様
モデル | LR28/80 | LR28/110 | LB28 |
---|---|---|---|
写真 | ![]() |
![]() |
![]() |
寸法図 | ![]() |
![]() |
|
形式 | 4way,フルレンジ | サブウーファー,フロントロード | |
フィルター | 3way,アクティブ | – | |
ドライバーLF | 14″ x2, AW14.35ND-8(vented) | 14″ x2 AW14.35ND/8(VENTED) | |
ドライバーMF | 6.5″x4 AM65ND-8(VENTED) | – | |
ドライバーHF | 14″x1 RBN1402rsr プロリボンドライバー | – | |
周波数特性(+/-3dB) | 50Hz-20,000Hz | 50Hz-250Hz | |
周波数特性(+/-10dB) | 37 Hz | ||
感度 | 110dB(200Hz-10kHz) | 108dB(200Hz-10kHz) | 101dB(50Hz-200Hz) |
インピーダンス | LF:8Ωx2 , MF:8Ω , HF:8Ω | 8Ω x2 | |
推奨ドライブ | Sentinel10 | ||
最大音圧(Sentinel10) | 144dB(200Hz-10kHz) | 142dB(200Hz-10kHz) | 135dB(50Hz-200Hz) |
分散 HxV(アレイ) | 80°xアレイ数に応ずる | 110°xアレイ数に応ずる | – |
分散 HxV(シングル) | 80° x 6°(@10kHz) | 110° x 6°(@10kHz) | Omni |
コネクター | 14-pin CaCom input/link x2 | Speakon NL8 input/link x2 | |
寸法 | H404 x W1200 x D538 mm | ||
重量 | 63kg | 47kg | |
保証期間 | 6年 |
ダウンロード
寸法図 LR28/80 , LR28/110 | AA_LR28_size |
---|---|
寸法図 LB28 | AA_LB28_size |
LR28ラインアレイシステム専用18インチサブウーファー
LR28BはLR28ラインアレイシステム専用のサブウーファーです。フロントローテッドのロングストローク18インチウーファーにより、歪みを最小限に抑えながら低音域まで最高の出力を得られます。
この新世代トランスデューサーには大型の4.5インチボイスコイルとネオディミウムマグネットが搭載されており、ロングストロークでありながら高感度を維持しています。
X-Vent™ポートデザインにより、出力の更なる増幅と低歪みを実現します。
構成
LR18Bは単一のサブウーファーとして、またはアレイを構成して使用できます。カーディオイドサブにもエンドファイアーアレイにも対応し、LR28と同一スタック及びフライングが可能です。
PRRGLR28Bを使用することにより、3台をスタックしながら移動することが可能です。
アレイ構成は、Alcons Ribbon Calculator(ARC) 3Dシミュレーションプログラムにてシミュレートできます。
パワーアンプALC-Series Sentinelとの互換性
完全なシステムパフォーマンスを発揮する為には、ALC Sentinelパワーアンプで駆動することをお勧めします。
Signal Integrity Sensing™=SIS ™によりケーブルの長さとパワーアンプのインピーダンスに関係なく、1:1の歪みの無い自然な音の再生が可能になりました。
特長
- 中~大規模向けハイパフォーマンスラインアレイシステム
- LR28ラインアレイシステムのサブウーファーとして、スタック及びフライングが可能
- カーディオイド及びエンドファイアーアレイでも最大限の性能を発揮
- 歪みを最小限に抑えたネオディミウム・デュアルコイル18インチドライバー
- 非常に高いダンピングと歪み低減するSignal Integrity Sensing™=SIS ™
- カーディオイド接続時に簡単に配線できるフロントNL4コネクター
仕様
寸法図 | ![]() |
---|---|
形式 | サブウーファー |
ドライバーLF | 18″AW18.452ND-8 x2 (vented) |
周波数特性 | 34Hz-200Hz(+/-3dB) , 29Hz (+/-10dB) |
感度 | 103dB (40Hz-100Hz) |
インピーダンス | 4Ω |
推奨ドライブ | Sentinel10各チャンネル最大1台(4Ω) |
最大音圧(Sentinel3 40Hz-100Hz) | 131dB |
最大音圧(Sentinel10 40Hz-100Hz) | 137dB |
最大音圧(比較) | 142dB |
分散 HxV | OMINI(アレイ+ プロセッシングでカーディオイド) |
コネクター | Speakon NL4 input/link x3 |
寸法 | H596 x W1200 x D660 mm |
重量 | 85kg |
保証期間 | 3年 |
ダウンロード
GRD18 フライング・スタッキング用グリッド
GRD28は、LR28およびLB28をフライングおよびグランドスタック可能なグリッド金具です。
グリッドの上にある複数のホイストオプションから吊り下げたり、中央の「シングルピックポイント」バー(ø20mm / 0.8インチ)から吊り下げることができ、LR28フライングシステムをサポートします。
対応機種 | LR28/110,LR28/80,LB28 |
---|---|
接続穴直径 | 直径20mm |
対応シャックル | 3.25T |
構成 | LR28:24台/LB18:32台 混合構成の場合は同等の重量 |
重量 | 30kg |
GRD28EXTBR アレイ拡張用バー
GRD28EXTBRは、LGRD28の機能拡張用バーです。GRD28の前面または背面に挿入して使用します。
GRD28の前面にGRD28EXTBRを挿入すると、上向きのアレイの傾きが広がり、GRD28の背面にGRD28EXTBRを挿入すると、下向きのアレイチルトが延長されます。2つのクイックリリースピンを使用して固定しています。
対応金具 | LGRD28 |
---|
WLFRML28 ホイールフレーム
WLFRML28ホイールフレームは、「キャタピラースタイル」でアレイセットアップ時の最下部のキャビネットのホイールドリーから重量を排除します。 アレイの吊り上げおよび着陸時に、最も低い位置にあるキャビネットをサポートするように設計されています。
このフレームは、アレイをセットアップ時に「プルバック」フレームとして機能するようにも設計されています。 フレームを上に引いて、最も低い位置にあるキャビネットに取り付け、アレイを正しい(事前設定された)キャビネットスプレイ角度に引き込みます。
対応キャビネット | LR28 シリーズ |
---|