RR12

2wayポイントソースアレイスピーカー

RR12は、「ビルディングブロック」として開発された2wayポイントソースアレイスピーカーです。幅広い客席エリアでコントロールされたサウンドカバレージを実現するためのタイトなアレイシステムを実現する構築ブロックとして開発されました。
RBN602rs Pro-ribbonドライバーと優れた空冷テクノロジーを持つ4インチボイスコイルの12インチウーファーを搭載、全てのトランスデューサーにはネオディミウムマグネットが使用されており、優れた可搬性を実現しています。
専用設計のRBN602rsはピークパワーで1000Wの入力を持ち、最新の最先端開発ツールを使って設計された非対称のMorph-Max™ウェーブガイドに結合されています。 独自のプログラムによる解析/シミュレーションソフトウェアと3Dプロトタイピング、特殊な製造技術を組み合わせることで、20kHzを超える広帯域で鋭い指向性を持つ、無圧縮・無共振のマルチセルガイドを実現しました。

筐体の特長

台形のキャビネットには、取り付け金具が内蔵されており、キャビネットの背面からワンタッチでアレイを組み立てることが可能です。

水平/垂直どちらの方向でもアレイ構築が可能です。複数本組み合わせることにより水平方向は30°60°90°と30°単位でパターンを形成可能、垂直方向は20°下方に向いている(＋20°／－40°)非対称パターンになっています。

Alcons Audioその他のシリーズの互換性

完全なシステムパフォーマンスを発揮する為には、ALC Sentinelパワーアンプで駆動することをお勧めします。システムのレスポンスは、位相整合された低域拡張用のプリセットを含む、各アレイ構成用の工場プリセットによって最適化されています。

Signal Integrity Sensing™ プリワイヤリングにより、RR12とSentinel間のケーブル/コネクターが完全に補正され、高速でタイトな中低音レスポンスが得られるとともに、歪みがさらに低減します。

アレイ構成は、Alcons Ribbon Calculator(ARC) 3Dシミュレーションプログラムにてシミュレートできます。またAlcons AudioのBFシリーズやBCシリーズ等のサブウーファーを追加することにより、より幅広いアプリケーションにも対応可能です。

特長

• 20kHzを超えるスムースな周波数特性
• 1:1の非圧縮再生で、歪みを最大90%低減
• RBN602rs Pro-ribbon　HFドライバーで、優れた明瞭度と1:16のダイナミック出力
• 幅広い周波数特性を高い音響特性
• 非常に高いダンピングと歪み低減するSignal Integrity Sensing™=SIS ™
• ネオディミウムドライバーにより軽量化を実現、優れた取り回しが可能に

仕様

形式	2-way フルレンジ
ドライバーLF	12″ AW12.4ND (vented) x1
ドライバーHF	RBN602rs 6″ pro-ribbon ドライバー x1
寸法図
周波数特性	69Hz-20kHz(+/-3dB) , 51Hz(+/-10dB)
感度	105dB(200Hz-10kHz)
インピーダンス	8Ω
推奨ドライブ	Sentinel10各チャンネル最大3台(2.7Ω)
最大音圧	135dB (Sentinel10 200Hz-10kHz)
分散 H x V	H30°x V +20°/-40°(@20kHz)
コネクター	Speakon NL4 input/link x2
寸法	H770 x W347 x D462 mm
重量	29.5kg
保証期間	6年

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