株式会社エスエスピー様

導入システム

インタビュー

回答いただいた方 :株式会社エスエスピー代表取締役 後藤誠さん

ALCONS AUDIOを知ったきっかけは何ですか?
イースペック本社に展示中だった実機を見て知りました。

ALCONS AUDIOのスピーカーを最初に聞いた時の感想を教えてください。
耳に優しく、暖かい音。それでいてこもっている訳ではなくクリア、必要な音成分はちゃんと出ているという感じで、いつまででも聞いていたくなる音だと感じました。

ALCONS AUDIOのスピーカーを最初に現場で使った時の感想を教えてください。
まず、出音がとにかくリニアであること。マイクで拾った音はそのまま出力されます。マイクの質やマイキングによる音の変化などはダイレクトに感じられ、ミキサーで行った操作もそのまま現れる感じです。当然どんなシステムでもそういったフィードバックは感じられて当たり前ですが、それがこのシステムでは本当にシビアに感じられました。
次に、LR7マイクロラインアレイシステムとVR8についての話になりますが、驚くほど軽く小さいのに、そこから出てくる音はそのサイズからは信じられないスケール感があったことに驚きました。

導入の決め手は何ですか?
音質とサイズ感。

リボンドライバーについて、どのような印象をお持ちですか?
自分にとって「リボンドライバー=ALCONS AUDIO」なのでそれが受け持つ高音域に関しては前述の通りの印象で、メーカーの説明にある許容入力の高さや指向性制御の秀逸さ、ハウリングマージンの高さも実感でき、非常に好印象です。

ALCONS AUDIOの一番気に入っているところ、もしくは製品を教えてください。
リボンドライバーの歪みのない綺麗な音色と、パワーアンプSentinelのSISによる中低域制御。サブウーハーのレスポンスも素晴らしくユニットの不要な振動による濁りがない、タイトでスピード感ある低音が気に入っています。


今後導入を考えている方へメッセージ
このシステムとの出会いによって、今まで自分が行ってきてオペレーションについて考え方を改めるに至りました。
電気音響システムには数々のボトルネックがある事は承知していましたが、1つの大きなそれを取り除くと、今まで見えていなかったものが見え、聞こえなかったものが聞こえます。
今の世の中便利なものは多々ありますが、自分にとって、本物の音を届けるために必要な事は何かを見つめ直すきっかけになったシステムです。
是非多くの方に体験して頂きたいと思います。


Stereo Sound ONLINEにてAlcons Audio 導入レポートを公開中です。ぜひご一読ください。

Alcons Audio 導入レポート Vol.2:ティースペック/エスエスピー


プロフィール
後藤誠(株式会社エスエスピー代表取締役)

1973年大阪生まれ。1998年独立後、個人事業を経て2006年各種コンサートやイベントPA、放送技術提供業務を取扱う株式会社エスエスピーを設立。主に各国の民族音楽、特に和楽器を使った音楽、日本民謡などのPAオペレーションやレコーディングを行う傍ら、地域自治体主催音響講習会の講師を務める

株式会社エスエスピー
WEBサイトhttp://www.ssp-inc.co.jp/