ジョージア州アルトゥーサ舞台芸術センター

4000席のアリーナを含む3つの会場に導入されたアルコンズシステム

グレーターアトランタ・クリスチャンスクールの新しいオーディオソリューションはアルコンズオーディオのプロリボンシステムです。グレーターアトランタ・クリスチャンスクール(GACS)は、ジョージア州ノークロスにあるPK-12クリスチャンスクールで、1,600人以上の生徒が通っています。学校は信仰に満ちた学術的に豊かなコミュニティであり、質・芸術・および陸上競技では州のトップにランクインしています。GACSは50年以上前に設立されて以来、高度なテクノロジーを採用し、学生の学習ニーズを促進する事に定評があります。
クリエイティブかつ高品質で技術的な設備を整備し、芸術とメディアのカリキュラムをサポートするため、学校は3ヶ所に最先端のAlconsAudioプロリボンサウンドのシステムを導入する事になりました。

アルコンズオーディオのシステムが設置された3つの会場のうち、最初に設置されたのは学校が舞台芸術の会場に転用した元礼拝堂のアルトゥーサ舞台芸術センターでした。インテリアを完全に再構築し、自立型の木製フレームのバルコニーを追加し、観客数を700人から950人に拡張する工事と共に、アルコンズオーディオのシステムが導入されました。

重要課題は最高の技術施設を提供する事と共に、内部の構造を視覚的に損わないようにする事でした。反響性の高い磨かれた木製の表面とガラスのバルコニーを備えた会場は、アルコンズの「LR7プロリボンマイクロラインアレイ」に最適なシナリオでした。

アトランタに拠点を置くロデスター・ラボのアレックス・フレミング氏にお話を伺いました。
アレックス:「クリスチャンスクールはソロのクラシックリサイタルからドラマ、バレエ、オーケストラ、合唱団、バンドまで、あらゆる演目で素晴らしいサウンドを提供したいと考えていました。」

アルトゥーサホールのシステムは、メインシステムとして6xLR7/90と2xLR7Bのアレイで構成され、プロセニアムアーチの前にフライングされています。さらに2台のBC332カーディオイドサブウーファーをグランドスタックし、必要に応じてローエンドを補足します。 また、フロントフィルにSR9MK2、バルコニー下にTS-3を設置し、ステージモニターにはVR-12i/VR-12iMが採用されており、4台のSentinel10によって、システム全体の制御がされています。

音楽・エフェクト・人間の声等を最も自然に再生

GACSオーディオビジュアルテクニシャンのJ・D・クーパー氏:「アルトゥーサホールのスピーカーをデモする際にアルコンズオーディオのシステムを初めて聞き、Lシリーズのスピーカーのサウンドに非常に驚かされました。そして、プロリボンシステムは驚異的だとすぐに気付きました。精度と明瞭さは、従来のコンプレッションドライバーとは比べようもありません。」

GACSの技術チームは、LR7プロリボンシステムがアルトゥーサホールのサウンドをどのように変えたのかを聴いた後、クリフトン・ジョーンズ劇場とロングフォーラムの2つの会場で、既存のパフォーマンスの低いPAシステムを新しいシステムに置き換えるためにアルコンズオーディオのシステムを選択しました。 クリフトン・ジョーンズ劇場は視覚的な影響を最小限に抑えつつ、高いハウリングマージンの確保とスピーチや音楽の再生の両立など、アルトゥーサホールと同様の課題を持っていました。

メインシステムは5xLR7/90と1xLR7Bで構成され、モニターシステムに2台のVR8、それを2台のSentinel3によって制御されています。

アレックス・フレミング氏:「アルコンズプロリボンシステムの素晴らしい機能として、素早いレスポンスとコンプレッションドライバベースのシステムに関連する歪みを、大幅に軽減していまることです。これらを組み合わせることで、音楽・エフェクト・人間の声等を最も自然に再生することが出来ます。」

アルコンズオーディオのシステムが導入された3つの会場の中で最も大きいロングフォーラムは、全国的なツアー、大規模な集会、運動イベントの体育館としても機能する4000席のアリーナです。 これらの大規模なアリーナの典型的な、残響の多い空間や多目的な用途を含む様々な設計上の重要な課題がありました。 メインのシステムには、2×8インチのミドルクラスラインアレイシステムのLR18が片側9本採用されました。 加えてアウトフィル用に、2台のVR12が設置されています。 また、4台のBC543カーディオイドサブウーファーによってローエンドが補足されています。

アレックス・フレミング氏:「アルコンズのサブウーファー技術は絶えず信じられないほどのインパクトを提供すると同時に、聴衆がいないエリアの音響空間の過度の干渉を最小限に抑えます。」

特筆に値する事は、人々が素晴らしい音にすぐに気づく事

設置されていた別のメーカーの16台の2x18inサブウーファーから置き換えた4台のBC543サブウーファーは、クリーンなサウンドと10dB以上のSPLを提供し、必要に応じてより多くのマージンを持って出力できます。 また、ロングフォーラムではバスケットボールの試合やハーフコートの集会用に、7台のRR12がアリーナシステムとして設置されました。 そして全てのシステムを7台のSentinel10によって制御されています。 更にGACSは、移動用システムをして2台のVR8を追加しました。 VR8は強力かつ柔軟で、簡単に展開できるコンパクトなポータブルシステムを実現する2wayの小型多目的スピーカーです。

GACSのオーディオビジュアル技術者であるベン・チャンブレス:「私たちのキャンパスに複数のアルコンズオーディオのシステムがあるのは幸運な事です。ハウリングマージンの高さと明瞭度に驚いています。このサイズのスピーカーからなぜこれだけの音が出せるのか、とても驚きました。」

J・D・クーパー氏:「ほぼ全てのアプリケーションに最適なソリューションがある事からも分かる通り、スピーカーの多様性は素晴らしいものです。アルコンズオーディオのスピーカーで特筆に値する事は、人々が素晴らしい音にすぐに気づく事です。彼らにテクノロジーを説明する必要はなく、これが今までとは別の種類のスピーカーであることをすぐ理解しています。」

アレックス・フレミング氏:「システム全体で聴いた時、アルコンズオーディオの卓越した音響に類似の物はありません。ラウドネス曲線を移動するときのソースの処理は比類のないものです。高SPLのボーカルは、私たちが今まで聞いた中で最もクリーンで自然です。また、指向性、ハウリングマージン、技術、導入の容易さ、その他の要素も業界をリードしています。また、お客様はアルコンズオーディオのプロリボンシステムを非常に気に入っており、3つの会場全てで優れた結果に気付きました。良い音質を得るために各チャンネルに施すEQ補正は少なくて済み、ラベリアマイクやヘッドセットマイク等のハウリングを減少するために必要な難しいEQ補正は殆ど要りません。アルコンズオーディオの音の幅は、以前に使用・試聴した他のどのスピーカーシステムよりも優れていました。」

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