Naturally7 ヨーロッパツアー
ニューヨークの音楽グループNaturally7は、結成20周年を記念してヨーロッパツアーを行いました。このツアー中、彼らはドイツのハノーバーにあるNDR Landesfunkhausを訪れました。そこでシステムを担当したのが、PM Blueでした。
ドイツでは素晴らしいアカペラショーが行われました。
7人組のこのグループは、フィル・コリンズ、マイケル・ブーブレなど有名なアーティストのヒット曲を演奏することもあり、人気があります。彼らは、コールドプレイとも共演しました。
“バンドのないバンド”はギター、トランペット、クラリネット、ドラムの音さえも完璧に訓練された声で自分たちで作り出します。Alcons Audioのプロリボンシステムは、観客に素晴らしいサウンド体験を保証しました。
導入システム
PM Blueチームリーダー ヨアヒム・スタンコウスキ氏:「私たちは非常に真剣にビジネスに取り組んでいます。私たちは非常に高い品質レベルで作業をするため、その会場に設置されているシステムではなく、常に私たちのAlcons Audioのシステムを使用したいと考えています。」
ライブでは16台のLR7/120、4台のLR14B、2台のVR8、3台のSentinel10を使用しました。
PM Bluシニアプロジェクトリーダー レナート・ヴェンツェル氏:「コロナが始まるずっと前にサウンドデザインを行いました。PM Blueは数年前にNDRの放送ホールでより多くのコンサートを行う機会があったので、レナートと彼のチームはホールのすべての座席により良い音が届き、尚且つ観客の視線に入らないよう、スピーカーをスタックすることを選びました。」
なぜスタックにしたのですか?
レナート氏:「フライングポイントはありますが、ハウスのシステムによって使用されています。そこでポールマウント付きのLR14Bを使用して、5台のLR7/120をスタックすることにしました。更にリップフィルにもLR7/120を使用し、アウトフィルには同じリボンドライバーを使用しているVR8を設置しました。」
このセットアップで彼らはステージ上に大きなスピーカーを積み重ねずに、均等なカバレッジを達成することが出来ました。
レナート氏:「Alcons Audioの特性は、ジャズやクラシックコンサートに最適です。スピーカーの明るくフラットなサウンドパターンは、可能な限り自然なサウンドを伝達するのに最適です。特に声が中心となった今回のNaturally7のコンサートでは、自然な音を出すことが重要でした。そしてAlcons Audioのシステムで、いつものようにそれはかなりうまく機能しました。」
PM BlueはPMグループのイベントテクノロジー部門であり、世界規模のリボンネットワークのメンバーの1社として、Alcons Audioのシステムを15年間使用し続けています。