ライブ・劇場・展示の複合施設【ArtYard】

オランダのクリアなサウンドは、ArtYardの最先端の新しい会場のために

ニューヨークとフィラデルフィアの中間に位置するデラウェア川沿い、ニュージャージー州フレンチタウンにあるArtYardは、最先端の展示・劇場施設です。

6年前に設立されたArtYardの目的は、創造的な表現のインキュベーターとなり、アートの変革力を明らかにするコラボレーションの触媒となることです。

ArtYardは、162席のMcDonnellシアターを建設する際に、そのサウンドが創設者の厳格な基準を確実に満たすようにAlcons Audioのプロリボンシステムを選択しました。

ArtYardのルーツ、およびAlcons Audioとの関係は、ジョン・チェスター氏の支援を受けたクリス・ラングハート氏が、ジル・カーニー氏とスティーブン・マクドネル氏のペンシルベニア州の農場の納屋にプライベートエンターテインメントスペースを設計・建設した2004年にまでさかのぼります。

ジョン:「クリスと私は長い間リボンツイーターが好きでしたが、当時SRシステムで生き残ることができているツイーターを見たことがありませんでした。しかし、クリスはAlcons Audioのプロリボンスピーカーを知っていて、そのシステムを欲しがっていました。 当時Alcons Audioはアメリカで販売されていなかったため、システムをオランダから直接購入し、設置しました。」

誰も確信は持てませんが、おそらくこれはアメリカで最初のAlcons Audioのシステムであり、2台VR12とBF302mk2、そして2台のALC2スピーカーコントローラー/パワーアンプ(生産完了)は、すぐに成功を収めました。

ジョン:「これは私が使用した最初のシステムであり、低音量でも非常にクリアに聞こえ、最大音量まで問題なくその品質を維持しました。」

その最初の導入から10年間後、カーニーとアーティストのエル・ザモラ氏は非営利のアートセンターとしてArtYardを設立。展示会、ライブパフォーマンス、レジデンシー、フェスティバルの提供を開始しました。

フレンチタウンの使われなくなった卵の孵化場の敷地に新しい会場を建設する機会が訪れたとき、彼らは音楽コンサートや劇場、ダンスや映画祭に至るまでのライブパフォーマンスを開催するように設計されるスペースには、最高水準のシステムのみが受け入れられると判断しました。

クリスとジョンにとって、これは彼らがAlcons Audioのシステムのみを候補にしたことを意味しました。

ジョン:「私たちは非常に高い水準で幅広いパフォーマンスを提供できる、非常にハイエンドなシネマとPAのシステムを望んでいました。そして最初から優れた建築家と共に最適な音響システムのために適切な予算組みを行なったことで、優れたサウンドを奏でる部屋を提供するという素晴らしい計画を立てることが出来ました。これは、サウンドシステムを使用して悪い部屋で良い音を作るよりも確実に優れています。」

システムを正しくインストールする為に、デイビット・ラーン氏によって紹介された世界的に有名な音響の専門家サム・バーコウ氏(当時のAlcons Audioの北米営業マネージャー)と、ニュージャージーを拠点とするAVスペシャリストSinclair AVのマイク・シンクレア氏によってこの計画は勧められました。

マイク:「私たちは、「スピーカーの壁」が正しく構築されておらず、不快な共振を引き起こしたいくつかの多目的施設に関与してきました。ここでは、音響的に適切なスクリーンウォールの設計を支援するよう依頼されました。サムの専門知識とAlcons Audioのプロリボンスクリーンシステムおよびサブウーファーが、ArtYardの視聴者に卓越した映画体験を提供することを知っていました。私たちは高品質のサウンドを提供することが重要な設計目標であり、提供してきたいくつかのプロジェクトでAlcons Audioのシステムを使用しました。」

ジョンはデイビットと協力して、3台のCR1コンパクトスクリーンシステム、2台のCB151slコンパクトサブウーファー、10台のCCS6サラウンドスピーカーで構成されるプロリボンシネマシステムを導入しました。

ライブイベント用には4台のAlcons LR7/120と6台のLR7/ 90、3台のLR7BをL-C-Rにフライングし、 3台のSentinel3と1台のSentinel10でコントロールしました。

ジョン:「新しいスピーカーシステムで最初にやることは、さまざまな音楽を聴いてジャンルによる適性を見極めることです。Alcons Audioのシステムは、繊細なサウンドから大きなエレクトリックサウンドまで、幅広く再生することができました。そのことであらゆることを非常に明瞭に行えるシステムがあることを、完全に確信しました。また、音の劣化を避けるためにはパワードスピーカーが選択肢の一つとしてありますが、ショーがステージ上にセットアップされている間はスピーカーにすばやくアクセスするのは非常に難しいことが多いです。その点、Alcons Audioのシステムは、パッシブのシステムでありながらSentinelのSISによりスピーカーケーブルによって引き起こされる音の劣化を排除するため、欠点のないパワードスピーカーと同等以上の音質を実現します。」

マクドネルシアターのオープニングアクトでは、アプサールークヒップホップアーティストのSupaman、有名なダンスグループのCompany SBB、オスカー候補の映画祭、受賞歴のある現代クラシックの作曲家でピアニスト、フレンチタウン在住のHeidi Breyerによるパフォーマンスが行われました。

これらのイベントは、観客とスタッフが同様に、Alcons Audioのシステムによって提供されるサウンドを高く評価していることを確認できました。

ジョン:「誰もがとても幸せでした。昔、納屋で体験した通り、Alcons Audioのプロリボンシステムは本当にピアノをピアノらしく鳴らしてくれるんです。PAシステムを意識することなく、アーティストと直接つながることがができたのです。」

サム:「Alcons Audioのプロリボンドライバーは、私が聞いた中で最高のものの1つです。それらは素晴らしいレスポンスと低歪みを実現します!」

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