STMPDレコーディングスタジオ

Alcons Audioを導入したSTMPDレコーディングスタジオ、ドルビーアトモスプレミアスタジオステータスを受賞

アムステルダムのSTMPDレコーディングスタジオは3年間の大規模な改装を完了し、ドルビーアトモスプレミアスタジオ(135㎡)を含むスタジオ数は8室になりました。

アルコンズのプロリボンスピーカーシステムは、イマーシブサウンドの作業に不可欠なディテールと均一なカバレッジを提供します。これはミックス段階で大きな役割を果たし、ドルビーの最高かつ最も権威あるレベルの認定を授与されました。

ドルビーアトモスプレミアスタジオは世界にわずか9ヵ所、そしてヨーロッパには他に2か所しかなく、STMPDレコーディングスタジオは非常に高級な部類に属します。

「音楽とオーディオポストプロダクションの究極の遊び場」と自信を表現したかつてのFC Walvischスタジオは、Big Sean、One Republic、Yungblud、Young Thug、Drea Dury、David Guetta、そしてDJ兼プロデューサーであるスーパースター、Martin Garrixなどの世界的なアーティストのホストを務めてきました。

Garrixは2017年にスタジオコンプレックスを買収し、大規模な改装を開始しました。

グラミー賞にノミネートされたSTMPDスタジオのシニアサウンドデザイナーであるEelco Bakker、CAS(ゴールデン・カーフ【オランダ・オスカー賞】の受賞歴のあるサウンドスーパーバイザー/リレコーディングエンジニア)のHerman PieëteとスタジオマネージャーのHelena Bouscherは、ミックスステージデザインのコンサルタントとして英国に拠点を置くミルロードテクノロジー(MRT)と協力しました。

コメント

左から
トム・バック(アルコンズ・オーディオ)
ローレンス・クレイドン(ミルロード・テクノロジー)
サム・フランソワ(シネマネクスト)
エールコ・バッカー(STMPD rec studios シニア・サウンド・デザイナー)
ハーマン・ピエット CAS(サウンドスーパーバイザー/リレコーディングエンジニア)
ヘレナ・ブーシャー(STMPDスタジオマネージャー)
エヴァ・コース(STMPDオペレーション・マネージャー)
イェルト・ Zeilstra(MSVプロジェクトマネージャー)
クリスチャン・レルヒ(Dolby)

エールコ・バッカー(STMPD rec studios シニア・サウンド・デザイナー)

エールコ・バッカー氏は、2012年にオランダの映画監督であるJan de Bont (代表作品:トゥーム・レイダー、ダイ・ハード、スピードなど)とのマルチスクリーン3Dアートインスタレーションで、アルコンズオーディオのプロリボンシステムを初めて使用しました。

「私たちは可能な限り最高の結果を目指し、ミックス段階では市場に出ているすべてのハイエンドシステムを懐疑的に試聴しました。イマーシブテクノロジーを中心にすべてが進化する映画音響の未来のためには、最高のシステムが最も重要であると信じています。
それ以来、私は毎年恒例のISEトレードショーでアルコンズのデモンストレーションを訪れていましたが、常にそこで感銘を受けていました。
また、ライブサウンドの環境でアルコンズオーディオのVシリーズをモニターで使用した制作にも取り組み、アルコンズオーディオソリューションの録音、ミキシング、SRのクオリティに対する私の肯定的な印象を確認しました。」

ローレンス・クレイドン(ミルロード・テクノロジー)

MRTのローレンス・クレイドン氏は、ドルビーアトモスプレミアスタジオの厳しい基準に対応するためには、空間が完全にバランスが取れている必要がある事をすぐに明らかにしました。 

「STMPDレコーディングスタジオは、独自の言語による劇場ミキシング、ダビングやローカリゼーションだけでなく、ホームエンターテインメントプラットフォーム用のオリジナルコンテンツのハイエンドイマーシブミキシング、そして重要なイマーシブミュージックのミキシングのために独自に設計されました。
更に今回の設計では特別な事をする必要があり、STMPDの音響設計会社であるPinna Acoustics社と協力して、最高の音響環境で最高品質のモニタリングを実現しました。」

ハーマン・ピエットCAS(サウンドスーパーバイザー/リレコーディングエンジニア)

ハーマン・ピエット氏は、知らず知らずのうちにビューシネマでアルコンズオーディオのシネマシステムを経験し、高いオーディオ品質に感銘を受けました。

「リスニングテストを行った時、導入の可能性がある全てのシステムの中で、アルコンズシステムは明らかに最先端の技術で最高のサウンドでした」

導入システム

メインスクリーンシステムは、シネマエキシビションサービスのスペシャリストであるシネマ・ネクスト社によって提供され、5台のCR3、4台のCB362、10台のCRS8 / 9040、12台のCRS12 / 9040、8台のCRS8/9090、4台のCRS12/9090とCRS12/9040、そして4台のCB151slが使用されました。
システム全体は、10台のSentinel3と4台のSentinel10によって制御/駆動されています。

導入システムについて

エールコ・バッカー氏
「このシステムは非常に複雑な音源を完璧に処理でき、再現性は他のシステムよりもはるかに緻密であるため、正確な意思決定が可能になります。本当に精密なレベルでミキシングすることができます」「そして疲労を感じることなく、より速く作業することができます。自分のミックスを詳細に聴けるので、クリエイティブな決断をより迅速に行うことができます。」

ハーマン・ピエット氏
「私たちはこのシステムで、過去の他に設計されたシステムでは聞いたことがないようなディティールでミックスを聞く事ができます。」「過渡応答は卓越しており、イマーシブミックスでの定位は素晴らしく、スピーカーからスピーカーへの本当にシームレスなパンニングを備えています。」「そしてヘッドルームは常に余裕があり、低域から高域までシステムがリミッティングする感覚を感じる事は決してありません。来場者の反応は、常に肯定的です。」


Netflix、ABC、CBS、幅広い放送局、制作会社、国際的な広告代理店を含むクライアントリストを持つアルコンズプロリボンシステムは、STMPDレコーディングスタジオのミックスステージを、真のワールドクラスのスタジオにする為に一役買っています。

協力:stmpdstudios.com

この記事をオリジナルのサイトで読む