コロラド州の歴史あるシアター【Rialto Theater】
2018年、コロラド州ラブランドの歴史的なシアターであるRialto Theater(リアルトシアター)は、1920年代の装飾の雰囲気を保ちながらも高品質のサウンドを提供するために、Alcons AudioのLR7プロリボンマイクロラインアレイシステムを導入しました。
当初は既存のサブウーファーを使用する予定でしたが、最終的にはAlcons Audioのサブウーファーにアップグレードし、その結果オーディオシステムは最大限にまで高音質になりました。
サウンドデザインの課題
オープン以降の75年間とは異なり、復元された1996年以降のリアルトシアターは映画館、ライブアート会場、コミュニティセンターを組み合わせたものとして繁栄してきました。
市が所有する同会場のSRシステムを更新することになった時、反射が多く、硬くてフラットな面がたくさんある空間で、強力且つ高品質のサウンドを提供できるシステムを見つけるのは非常に困難でした。
それだけでなく、現在は会場が設計された当時よりもはるかに幅広いイベントを開催するようになっていました。
導入システム
同会場はその難題の解決策として、メインシステムに16台のLR7/90(8対向)、フロントフィルとして2台のSR9 MK2マイクロモニターを導入しました。
そして、全てのスピーカーはSentinelコントローラブルパワーアンプによって制御されています。
これにより、リアルトシアターで行われる全てのイベントのサウンドが高品質なものとなり、それはこの小さなラインアレイから生み出されています。
そしてその後のアップグレードで、2台のAlcons Cinemarray™ CRA24が映画上映用のセンタースピーカーとして導入されました。
現在は2度目のアップグレード時に置き換えた3台のBF362i Mk2も合わさって、リアルトシアターはAlcons Audioプロリボンシステムのすべての利点を享受しています。
コメント
フィル・ボウ氏(リアルトシアター テクニカルディレクター)
「これまでのサブウーファーはパフォーマンスが低かったです。LR7、CRA24、SR9 MK2といったスピーカーはすべて美しくクリアに聞こえるので、そのシステムの品質とパワーに匹敵するローエンドの補強をする時はすぐに来るだろうと思っていました。重要なのは強力な低音をシアター全体に届けるためのソリューションでした。Alcons AudioのBF362i Mk2は、均等にシアター全体に低音を届け、ステージに回り込むことはほとんどありません。
LR7を初めて聞いた時、すぐにAlcons Audioのサウンドに心が奪われました。したがってサブウーファーをアップグレードする時、Alcons Audioは私たちのリストの最上段にありました。」
彼らは他のブランドのサブウーファーのデモを行ったが、フィルと彼の技術チームは完全に統合されたAlcons Audioのシステムが、彼らが望む結果を最もよく提供すると感じていました。
フィル・ボウ氏
「私たちはAlcons Audioのコントロールソフトウェア【ALControl】を使用して他のスピーカーとパワーアンプを管理していたので、同社のサブウーファーを追加することは完全に理にかなっていました。」
リアルトシアターの技術チームがBF362i Mk2を設置して試運転したところ、フィルの信念はすぐに正しいことが証明されました。
フィル・ボウ氏
「必要なカバレッジを実現するためにいくつかの部屋のパターンで試したところ、BF362i MK2は他のデモを行ったサブウーファーと比べてサウンドに偏りがなく、クリアでパンチの効いたローエンドを提供することがすぐにわかりました。特に物理的なエンクロージャーのスリムなプロファイルを考えると、カバレッジとパワーは本当に素晴らしいです。私たちのコンサートサウンドはクリア且つパワフルで重低音があり、シネマシステムとしてもこれまでになく優れています。この完全に統合されたシステムは、同じ価格帯の競合するサブウーファーよりも確かに優れています。」
スティーブ・レモン氏(リアルトシアターマネージャー)
「これらのボックスが既存のAlcons Audioのシステムとこれほどうまく統合されていることについて、非常に感銘を受けました。 Alcons Audioとの長い関係を楽しみにしています。」