PCを使わずに照明コントロールを可能にするソフトウェア
NICOLAUDIE「EASY STAND ALONE」 (イージースタンドアローン以下ESA)は、設備用途を目的としたシリーズで、はじめて触った誰もが照明プログラムを作成できることをコンセプトに開発されました。ESAは長年にわたって進化を遂げており、今やアーキテクチャルの分野ではワールドスタンダードな製品となりました。
ソフトウェアのセットアップは非常に容易で、照明機器のコントロールをすぐに開始することが可能です。セットアップされたプリセットプログラムはすぐさまインターフェース内に書き込まれ自動演出が可能となります。また、一度インターフェースに書き込まれたプログラムはPC接続を必要とせずにインターフェースでの運用が可能です。
1. ソフトウェアを起動 照明機器をレイアウト
- ESAソフトウェアを立ち上げるとセットアップ画面が表示されます
- スキャンライブラリから照明器具を選びます。
スキャンライブラリーとは
照明器具メーカー100社以上、3500台以上のライブラリーを収録、Nicolaudie公式サイトでは随時ライブラリーを更新しています。なおスキャンライブラリーエディタで作成も可能です。
2. Editor画面に移動し、ステップを入力
- 画面下のフェーダーを使い灯体のステップを入力していきます。
- 入力したステップはシーンに反映されます
- カラーマネージャー、エフェクトマネージャーを使用するとよりスムーズにセッティングが可能です
3. ユーザー画面で作成したシーンをチェック
- ユーザー画面ではタブに割り当てられたシーンをクリックすることで確認することができます。
- ボックス単体(スタンドアローン)で使用しない場合はUser画面上でライブモードでご使用いただけます
4. ESAインターフェースボックスにシーン入力
- 「メモリー書き込み」を押すとPCからESAインターフェースボックスへデータが転送されます。転送完了までに数秒から数分かかることがあります。
- ESAインターフェースボックスに入力したメモリーをPCに呼び出す場合は「メモリー読み込み」を押します。読み込んだメモリーは編集可能です。
- ファイルメニューからデータをPC上にメモリーすることも可能です。
以上でメモリーは完了です。入力後はPCを必要としません!
FAQ
ESAで複数のシーン(キュー) を走らすことは可能ですか? |
ESAではできないのですが、ESA-PROであれば同時に5個まで走らせることが可能です |
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ムービングライトは 制御できますか? |
内蔵されたFXマネージャーにより複雑なパン/チルトのコントロールが容易にできます |
DMXレコーダーとして 活用ができますか? |
別途インストールされるToolsでDMXレコーダーとして運用が可能です。 |
音の同期はできますか? | 外部のIN/OUTポートを利用して、音声レコーダーと同時にトリガーを入れることをきっかけにして同期することが可能です。 |
汎用の赤外線リモコンで シーンの呼び出しはできますか? |
ESA-U7及びSTICK U1では赤外線ポートが標準で装備されており汎用リモコンを認識、セットアップすることにより可能になります。ただしDSB32-U7では使用できません |