最大3072CH の大規模プロジェクト向け照明コントローラー
NICOLAUDIE「 DINA-DR1」は、大規模プロジェクト向けの複数のプロトコルを備えた照明コントローラーです。DINレールマウント用に設計され、固定式照明の設置に適した耐久性を保持しています。複数のコントローラを接続して、大規模な照明設置用に同期させることが可能です。DINA-DR1は最大3072 チャンネル(1024 RGB または768 RGBW フィクスチャ)をDMX512、Art-NetまたはSACN、LED PIXEL、DALI 等複数のプロトコルで制御でき、20ゾーンで最大6つのDMXユニバースを出力します。DINA-DR LITEは1024チャンネル(最大3072CHに拡張可能)で限定的ではありますが拡張性のある機能が搭載されています。(詳しくはスペック比較表をご参照ください。)
DINA-DR1 は、NSA(New Stand Alone)エンジン上に構築され、コンタクトポート、RS232、またはイーサネットを使用して、マルチゾーンショーコントロールのほか、時間、オーディオ、ポート、RS232、TCP、DALI 等、高度で柔軟なトリガーの統合を提供します。またプログラミングも簡単に行うことが可能です。DINA-DR1 をUSB/イーサネット経由でPCに接続し、ソフトウェアを起動します。 PCを使用しない場合はDINA-DR1をローカルネットワークに接続し、プログラミングアプリArcolis を使用して、スマートフォンまたはタブレットでデバイスをプログラミングが可能です。
主な特長
ESA Pro 2でプログラム可能
ESA Pro 2は、ESA Proシリーズ最新世代のプログラミングソフトウェアです。 MacとWindowsで利用可能で、クセルマッピング、トリガー管理、パッチ設定、すべてがマウスクリック数回で設定でき、DINA-DR1コントローラーを完全に補完します。
新しいスタンドアロンエンジン
新くなったニコラウディアークテキスチャーエンジン(NSA)は、マルチゾーン、拡張トリガー、複数の出力プロトコル、16ビットチャンネルコントロール、停電後の完全な回復など、照明設備の制御に大きな可能性を提供します。
拡張トリガーの可能性
照明シーンを時刻/日付、入力ポート、RS232、TCP / UDPコマンド、DALI等、複数のトリガーを提供します。ESA Pro 2ソフトウェアと組み合わせることで、単にシーンにトリガーを割り当てるだけでなく、各トリガーは、イベントと条件で構成され、各トリガーに特定の条件付き手順を定義して、最も要求の厳しい照明設備に完全に適合させることができます。
複数の出力プロトコル
DINA-DR1は合計3072チャンネル(1024 RGBまたは768 RGBWデバイス)を個別に制御することができます。ほとんどの設備で6つのDMX出力を使用する場合は、RJ45コネクタを介してeDMX (Art-Net, SACN)またはLED Pixel (2つの出力接続)を使用して3072チャンネルを駆動することも可能です。
スケーラブル
複数のDINA-DR1を標準ローカルネットワーク上でリンクして、チャンネル数を拡張できます。例えば、4つのリンクされたDINA-DR1により、4×3072 = 12288チャンネルなどを制御できるようになります。
LS Cloudに対応
LS CloudはNicolaudie Architecturalが提供する安全なWebサービスで、世界中のどこからでも、いつでも照明コントローラーを管理できます。 この新しいサービスを使用すると、インストールしたDINA-DR1のプログラミングをオフィスから直接変更し、ハードウェア設定を管理し、製品ファームウェアを更新できます。
- DMX / eDMX / LED Pixel Stand Alone コントローラー
- DMX512 最大6 ユニバース (3072Ch)
- RDM 互換
- プログラミング/ 制御:USB およびイーサネット接続
- スタンドアロンモード2000 シーン
- シーン再生 20 エリア/ ゾーン
- 16MBフラッシュメモリ
- microSD スロット(microSD)
- ドライ接点トリガーポート x 8(QPI)
- RELAY OUT x 2
- カラー/ エフェクトを設定可能なWindows / Mac ソフトウェア
- iPhone / iPad / Android 対応のリモートプログラミングアプリ使用可能
- SUT 技術で、オンラインアップグレードを介してデバイスを他のNicolaudie ソフトウェアと併用可能
一部の機能には将来のファームウェアの更新が必要な場合があります。推定可用性については仕様を参照してください
スペック比較表
仕様
電源 | 12v DC (8-15V range) |
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出力プロトコル | DMX512 (x6) , eDMX(Art-NET/sACN) , LED Pixel (SPI 出力x2) |
プログラマビリティ | PC, Mac, Android, iOS |
接続 | USB / Ethernet / Micro SD / CR2032 |
スクリューターミナル接続 | DMX/RDM ユニバース x6 , ※ DALI ループ x2 , ※ LED ピクセル コンタクトポート x 8 , リレーアウトx2 , 12V パワーIN&スルー, RS232 シーントリガー ※オーディオ入力(Sound to Light 用) |
IP レート | IP20 |
ボタン | シーンx2 , ページx2 , リセットx1 |
OS要件 | Mac :OS X 10.8 ~ 10.14 / Windows: 7/8/10 |
寸法/ 重量 | 160 x 91 x 62 mm / 317g |
本体価格 | DINA-DR1:¥280,000 – DINA-DR1 LITE:¥150,000- |
各部名称
接続部
① | DMX 6 ユニバース 入力/ 出力 |
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② | リレー |
③ | LED Pixel x 2 出力 (2021年度中に使用可能) |
④ | ドライコンタクトポート |
⑤ | オーディオ入力 |
⑥ | RS232 入力 |
⑦ | DALI x2 (2021年度中に使用可能) |
⑧ | 8-15DC 入力 |
⑨ | 電源パススルー |
⑩ | イーサネット |
上部
① | microSD ( 最大32GB) |
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② | USB-C |
③ | LED インジケーター |
④ | シーンボタン |
⑤ | ページボタン |